銀座環境会議について
GINZA Conference on Environment
環境問題は主に都市部の問題です。環境問題、という言葉を聞いたときにプラスチックゴミで汚れた海や荒れ果てた森林など、自然と直結した光景を連想するのは自然なことです。しかし、海洋プラゴミの7割以上が陸上由来とされますし、森林の状態は消費者がどのような木材をどのように消費するかによって大きく変わります。
2030年までに世界が達成を目指すSDGs(持続可能な開発目標)は、「バックキャスティング」の考え方で策定されました。2030年までにこれを達成しなければならない、それには今これをしなければ…、という逆算の考え方です。温暖化を始めとする環境危機はそれくらい切迫しています。
銀座環境会議は、都市住民の暮らしを変革し、持続可能で循環型の社会をつくることを目的に設立された市民による一般社団法人です。自然由来のエネルギーや資源を大量生産・大量消費するライフスタイルを継続することは不可能です。都市住民は、資源・エネルギー利用を最適化し、廃棄物を出さないCircular Economy(サーキュラーエコノミー=循環型社会)の理念に則ったライフスタイルを実現することが求められます。
そのようなライフスタイルの実現には、地産地消やモノの貸し借り、カーシェアリングなどの共同所有といった行動が必要になるでしょう。銀座環境会議は、持続可能な循環型の社会づくりを通して、より多様な人々が交流し、参加する、楽しい街づくりを目指します。
主な活動内容
ACTIVITIES
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調べる(調査)…私たちの現在のライフスタイルが環境にどのような負荷をかけているのか、調べます。
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変わる(実践)…私たち自身の日常の暮らしや食から、ライフスタイルを変えていきます
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変える(提言)…行政や企業に働きかけ、ささやかでも行動変革を促します。
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仲間をつくる(ネットワーキング)…持続可能な社会をつくる仲間を増やしていきます。行政や企業への働きかけも仲間をつくるためです。仲間は地球規模で存在します。