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  • 銀座環境会議

【松戸市環境未来会議2024】第3回に参加しました

更新日:8月13日

7月14日に、キテミテマツド9階のアートスポットまつどにて「松戸市環境未来会議2024」の第3回が開催、37名の松戸市民が参加し、代表理事の平野が総合司会を務めました。


松戸市環境未来会議は、一般的には「気候市民会議」と呼ばれるものの松戸市版です。気候市民会議については、第1回についてのブログをご参照ください。


松戸市環境未来会議2024はテーマを消費と生活に絞り、全6回の行程で講師の話を聞き、議論する、を繰り返し、深掘りしていきます。第3回の今回は、いよいよ消費と生活という個別テーマに入って行くことなりました。


まず、第2回の振り返りとして、国立環境研究所の高橋潔さんより「気候変動問題とその対応策」について講義を受け、その後参加者が「2050 年ゼロカーボンシティまつどの姿」について話し合った結果を確認するとともに、終了後アンケートで出た高橋さんへの質問の回答を共有しました。


その後、一般社団法人日本サステナブル・ラベル協会の山口真奈美さんより、「エシカル消費とサステナブル・ライフスタイル」として、サステナブルな(持続可能な)社会を作っていくためのエシカル消費(倫理的な消費)についての講義があり、続いて松戸市環境政策課、並びに廃棄物対策課より松戸市の消費に関する取り組みについての説明がありました。


エシカル消費(倫理的消費)は環境面だけでなく、人権など幅広い視点から倫理的な消費を指します。環境を破壊したり、人権を侵害したりした消費のあり方は持続可能ではありませんので、当然サステナビリティ(持続可能性)に直接的に関係してきます。


サステナブル・ラベルは、環境や人権、社会等に配慮した商品であることを認証するラベルで、食品を中心に様々な種類があります。こうしたラベルの付いた商品を購入することは、エシカル消費のひとつの方法です。


例えば、銀座環境会議の封筒は、森林の生物多様性や、地域社会や先住民族、労働者の権利に配慮した製品であることを示すFSC認証を受けた紙を使用した封筒です。


これらの”インプット”の時間を経て、これからが参加者による”アウトプット”の時間。「消費に関する取り組みの検討」として、8グループでそれぞれ意見交換して模造紙にまとめ、最後は他のグループの案を見て回りました。各グループの議論は、松戸市内で様々な環境活動や地域活動に関わるテーブルファシリテーターの皆さんが舵取りしました。


第4回では、今度は消費と生活の生活を焦点を絞って、同様に講師から学び、その後話し合います。消費と生活は切っても切れないので、重なる部分はあるのですが、生活のほうはややハードより、例えば家庭でのエネルギー使用などが取り上げられます。


今後の松戸市環境未来会議2024にますますご注目ください。当日の資料等は市のウェブサイトにも掲載されています。



次回第4回は8月18日に開催の予定です。

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