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  • 銀座環境会議

【松戸市環境未来会議2024】第4回に参加しました

8月18日に、キテミテマツド9階のアートスポットまつどにて「松戸市環境未来会議2024」の第4回が開催、31名の松戸市民が参加し、代表理事の平野が総合司会を務めました。


松戸市環境未来会議は、一般的には「気候市民会議」と呼ばれるものの松戸市版です。気候市民会議については、第1回についてのブログをご参照ください。


松戸市環境未来会議2024はテーマを消費と生活に絞り、全6回の行程で講師の話を聞き、議論する、を繰り返し、深掘りしていきます。第4回の今回は、消費と生活という個別テーマの後半、「生活」について話し合いました。


まず、第3回の振り返りとして、一般社団法人日本サステナブル・ラベル協会の山口真奈美さんより「エシカル消費とサステナブル・ライフスタイル」について講義を受け、その後参加者が「消費に関する取り組みの検討」について話し合った結果を確認するとともに、終了後アンケートで出された質問への山口さんの回答を共有しました。山口さんよりご紹介のあったサステイナブル・ラベルのついた商品を持参している方もいました。


その後、国立環境研究所社会システム領域主幹研究員の金森有子さんより、「ゼロカーボンに向けた取り組み(生活)」として、日々の暮らしの中でゼロカーボンに貢献する取り組みについて講義がありました。


「生活」は大きなくくりであり、第3回の「消費」も生活の一部という言い方もできます。また、25年度のテーマとして予定されている「移動・住まい・街づくり」にも重なる部分があります。今回は、例えば公共交通機関の在り方よりは公共交通機関の利用促進やマイカー利用の抑制を、公共施設への太陽光パネル設置よりは自宅への設置や集合住宅でもできる再エネ導入を議論するなど、重なる部分での中でもよりそれぞれの日々の生活に関わる事柄をテーマとしました。


金森さんのお話も、冷蔵庫やエアコン等の家電の使い方・更新、太陽光パネル設置や再エネで作られた電気の購入、環境に配慮した余暇の過ごし方等々多岐に渡りましたが、誰にとっても身近な話題が多く、参加者の皆さんから熱心な質問がなされました。


これらの”インプット”の時間を経て、これからが参加者による”アウトプット”の時間。「生活に関する取り組みの検討」として、前回同様8グループでそれぞれ意見交換して模造紙にまとめ、最後は他のグループの案を見て回りました。各グループの議論は、松戸市内で様々な環境活動や地域活動に関わるテーブルファシリテーターの皆さんが舵取りしました。


第5回では、第3回、第4回で皆さんから出てきた様々なアイディアを実現し、”2050年ゼロカーボンシティまつど”を創っていくにあたり、現在の社会や経済のあり方のままでいいのだろうか、現在当たり前とされていることの中に、ゼロカーボン実現の障壁になっているものはないだろうか、あるのならばどうした変えていけるだろうか、といった視点から”トランジション(転換、移行)”について講師から学び、その後話し合います。


今後の松戸市環境未来会議2024にますますご注目ください。当日の資料等は市のウェブサイトにも掲載されています。



次回第5回は9月8日に開催の予定です。

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