児童養護施設でソーラークッカー体験
- 銀座環境会議
- 3月22日
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更新日:2 日前
3月23日、以前からビーチクリーン等で関りのある児童養護施設にて、ソーラークッカー体験を通じた環境学習を行いました。前日のみらいフェスタ2025に続く連日のソーラークッカー出動となりましたが、前日並みかそれ以上に日差しの強い日で、ソーラークッカーの活躍に子どもたちから歓声が上りました。また、自分たちの小型ソーラークッカーも作成し、卵やジャガイモを加熱しました。

当日は、熱利用の専門家であり、ソーラークッカー全国大会にも出場する岡部技術士にお越しいただきました。まずそれぞれ自分のソーラークッカーを作って卵など入れ、同時に市販のソーラークッカー3台にも食材を入れて太陽に向けて設置、続いてソーラークッカーの仕組みや自然エネルギー利用の重要さについてのお話しで、その後その間に調理された食材を試食しました。
ソーラークッカーを開けた際の湯気や、ジュージューと音を立てるウインナーの美味しそうな匂いに、子どもたちからは歓声が上がりました。また、ソーラークッカーで低温長時間調理した食材は味が良いので、お代わりのリクエスト多数でした。日差しが強く複数回の調理が可能だったため、昼食前としては少し食べ過ぎた子もいたかも知れません(?)

自作ソーラークッカーの材料は全て100円ショップで手に入るもの。ビーチクリーン等で既に面識のある子どもが多く、緊張した感じはありませんでしたが、学校と違ってどの年齢の子に合わせて説明するかは少し難しいところです。一方で、年長の子が年少の子の面倒を見るのもいつも見られる光景です。
自作ソーラークッカーで加熱した食材の状態には、多少個人差がありました。しっかりゆで卵状になっている子も、温泉卵状態の子も。ソーラークッカーはそれぞれに渡してあるので、今後も太陽への向きに工夫するなどしてチャレンジしてもらえればと思います。
今回使用の3つのソーラークッカーのうちの2つ、エコ作1300とエコ作500は、令和6年度松戸市子どもの体験活動支援事業補助金で購入しました。銀座環境会議では、松戸市内を中心に、子ども食堂や幼稚園をはじめ様々な場所に出向いてソーラークッカーを活用した環境学習を行いたいと考えていますので、お気軽にお声がけください。
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