給水スポットのあるまちづくり:Refill 松戸
のどが渇いたときに、誰もが気軽に使える水飲み場や給水機、マイボトルに無料で水を入れてくれるお店などの「給水スポット」を増やし、利用を広げましょう。
Refill Japanは、日本全国に給水スポットを広げることで、ペットボトル等の 使い捨て容器入り飲料の利用を減らし、環境負荷の低減と魅力的なまちづくりを推進する活動のプラットフォームです。
Refill 松戸は、千葉県松戸市でこの活動を推進する市民グループです。
銀座環境会議は、NPO法人まつどNPO協議会、有限会社日暮容器とともに、松戸における給水スポットのあるまちづくりを推進しています。
Refill 松戸ウェブページ https://www.refill-japan.org/team/refill-matsudo/
Refill 松戸フェイスブック https://fb.me/refillmatsudo
活動の目的
【CO2排出抑制(温暖化抑制)】
給水スポットがあれば…
★使い捨て容器を作らなくていい
★使い捨て容器に入った水を運ばなくていい
★使い捨て容器を再資源化(リサイクル)をしなくていい
【安心なまちづくり】
給水スポットがあれば…
★水筒がからになっても、注ぎ足せる
★水筒を持っていなくても、水分は補給できる
★協力してくれる人(お店)と交流がうまれる
貢献するSDGs目標と該当するターゲットの例
6.1 2030 年までに、全ての人々の、安全で安価な飲料水の普 遍的かつ衡平なアクセスを達成する。
13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する 教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する
11.7 2030 年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの 普遍的アクセスを提供する。
14.1 2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
17.17 さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。
なぜ今リフィル?
約50倍!
輸入ミネラルウォーターと水道水のCO2排出量比較
約38億本!
リサイクルされないペットボトルの数
<ペットボトルって、リサイクルされているんでしょう?>
確かに85%弱(※1)とその多くがリサイクルされていますが、そのリサイクル自体も含め、ペットボトル入りの飲料水は多くのエネルギーを使って私たちに届けられています。
「水を採る → 容器を製造する、詰める → 運ぶ → 冷やして販売する → ごみを処理またはリサイクルする」
こうした製品の“最初から最後まで”での環境負荷を分析するのがLCA(ライフサイクルアセスメント)です。詳しくはこちら(国立環境研究所による用語解説)をどうぞ。
こうしてみると、蛇口を捻れば出る水道水と遠くから容器に入れて運んでくるミネラルウォーターの差は歴然です。
また、膨大な数のペットボトルがリサイクルされていません。日本で販売されるペットボトルの数は年に約252億本です(※2)。85%弱リサイクルされているとはいえ、リサイクルされない残りの15%強でも約38億本、実に国民一人あたり30本にあたるのです。
※1 2018年統計(ペットボトルリサイクル推進協議会2019年度報告書)
※2 同報告書
参加しよう
Refill Japanの給水スポットは、「誰もが無料で利用できること」「水道水が提供されること」が
必須条件です。
飲食店などの多くの店舗が無料給水スポットになることで、地域の市民や来街者の飲料水への
アクセスを増やしましょう。
給水スポットになっていただいた店舗は、Refill Japanの給水スポットマップに掲載し、店頭に
ステッカーを貼っていただきます(1枚200円で購入いただきます)。
事務局情報
Refill松戸
住所:〒270-2261 千葉県松戸市常盤平2-24-1 公団1-48-405
TEL: 080-4838-1833 (担当:平野)
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